症例写真

豊胸シリコンバック抜去同時にピュアグラフト脂肪注入豊胸手術

before-after

初診時所見

31歳女性の患者様です。10年前にコヒーシブシリコンでの豊胸術(大胸筋下)をされています。今回そのバック除去と同時に脂肪注入による豊胸手術希望され城本クリニックを受診されました。

シリコンバックが入っております。両側200ccのシリコンバックです。脂肪吸引は大腿全周から採取希望されました。採取部位の術前写真です。

目標は現状維持ですので、脂肪注入に十分な量は採取できそうです。

理想としては感染の可能性もありますので、シリコンバックを除去して数カ月後にピュアグラフト脂肪注入豊胸を行うほうが良いですが、ご希望により同時手術とすることにしました。

手術は全身麻酔で行いました。両脇よりシリコンバックを除去。大腿全周より圧縮量で550mlの注入脂肪を採取できました。ピュアグラフト脂肪注入法の特徴は、2種類のフィルターにより不純物を取り除き濃縮することにより生着率のアップと石灰化などの合併症を減らすことができます。

手術の重要な点としては、ダマにならないように丁寧に注入脂肪を少量ずつ注入していくこと。シリコンバックを除去した被膜のスペースには絶対に脂肪を注入しないことです。

ピュアグラフト脂肪注入豊胸術後1週間

注入部位です。細かく注入しておりますので内出血があります。もちろん腫れもあります。

ピュアグラフト脂肪注入豊胸3カ月後

十分なボリュームが保てています。

ピュアグラフト脂肪注入豊胸6カ月後

やや落ち着いた感がありますが6か月でこのボリュームですのでほぼこちらで定着といったところでしょう。

城本クリニック池袋院ではこちらのような症例写真にご協力いただける患者様を募集しております。